姑はかつて「自分は人を見る目がある」と言った。それだけ自分は人生経験を積んでいると。
私からしたら卍という狭い世界しか知らない人間が何を言ってるんだと思った。どんな人生積んで来たんだよ。
短大は関西に行っただろうけど、たった2年間。
幼い頃から住み込みのお手伝いさんがいて、その後も社会経験もなし。お見合い結婚で婿養子を取り、ずーっと女王様でいた人が、人を見る目がある?
残念ながら、私のことは見くびってくれてたよね。どれだけいじめてもろくに反論もできない、気弱で優しい嫁とでも思ってたの?ただ単に我慢強かっただけ。本当に人を見る目があったのなら、こんなことにはなってなかっただろう。
多分今の私の腐り切った性根は、我慢のし過ぎたからだと思う。
もっとはっきり言えば良かった。もっと反論すれば良かった。そしたらこんなに鬼嫁になってなかった。
いや、私は何度か爆発し、思いは伝えていた。でも結局伝わらなかった。蔑ろにされてきた。
今日は舅が珍しく夜外食だった。だったら今日はサボろうと思い、神戸コロッケを買った。
孫たちの好物はコーンクリームコロッケ。いつもお代わりを欲しがるので1個半ずつ食べさせようと思い3個買った。
大人は4人分、普通のコロッケを注文。
サラダは頂き物の野菜があったので、今日は楽勝と思い、孫を公園に連れて行った。
晩ご飯は6時からなので、5時45分に娘とバトンタッチして帰ると、コーンクリームコロッケが2個になっていた。
もう早めに姑が晩ご飯を食べていた。それを見た私はもう怒りが収まらなかった。
「お義母さん!なんで勝手に食べるんですか!こっちのコロッケは孫たち用だったんですよ!」
「あら〜」
「あら〜じゃないですよ!なんで何も聞かずに食べたんですか!てか、こっちのコロッケが4個あるんだからこっちに決まってるでしょう!」
「でも一個ずつあるんでしょう?」
「なんですか?でもって!!でもじゃないでしょう!孫たちの好物だからお代わり用に余分に買ってたんですよ!」
「すみませんでした」
「どうでもいいことは聞いてくんのに、肝心なことは聞いてこうへんねんから!」
そこでダンナが現れて
「なんじゃ?ワシのあげるけぇ」
と言ってきた。そういうことじゃないわ!
ていうか、そこまで怒ることでもないことは私もわかっている。でもどうにも止まらなかった。
姑が薄皮まで剥いてタッパーに入れていた八朔をダンナが全部食べた時に、烈火の如く食べた姑を思い出した。
私はひとつも食べていないのに、さも私が食べたかのように怒鳴られたことを。
他にも大きな声で文句言った。
その後は・・・自己嫌悪よね。
でも姑はノーダメージ。しばらく部屋から出てこなかったけど、洗濯物を干しに出てきて娘と孫の会話に含み笑いをしていた。もうその含み笑いさえ不快の私は更にダメージよ。
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もう本当に穏やかに暮らしたい。こんなにイライラしたり爆発したくない。怒りは精神的なダメージと疲労感がどっと襲ってくるのよ。