【子育て】娘の決断

【子育て】我が子のこと(娘編)
【子育て】まさかうちの娘が・・・
【子育て】え?なにそれ〜!
【子育て】中二病真っ只中
【子育て】娘の喫煙発覚(2回目)
【子育て】学校でのトラブル再び・・・?
【子育て】私の親としての対応が良かったのかどうか今でもわからない
【子育て】恩師の言葉
【子育て】ダンナの心無い一言
【子育て】実家へ・・・
【子育て】恩師の元へ・・・
【子育て】息子には迷惑かけた
【子育て】完全に不登校に
【子育て】突きつけられた現実
のつづき

話し合いには学年主任の先生、担任の先生、あと肩書きが思い出せないが、私は初めて会う女性の先生がおられた。
私とダンナは娘を挟んで先生と向かい合って座った。

もうわかってた。後は娘がハッキリ言うだけ。
主人はそれでも何とかもう少し猶予をもらえないか?食い下がって先生にお願いした。
言葉はハッキリ覚えていないが、穏やかに先生にお願いしていた。
もちろん先生方の決定を覆すことはできない。ダンナもそれはわかっていた。
校長先生が決めたことだから、先生方が勝手に判断できるものではない。
娘はなかなか答えを出さずに

「大学に行きたいからこのまま頑張った方がいいと思ったりもする。だけど・・・」

そんな娘に学年主任の先生が仰った。

「先のことではないよ。今どうしたいかだよね?」

娘は少し興奮したように

「でもお父さんはこの学校やめて欲しくないよね?お母さんもこのまま高校まで行って欲しいんでしょ?」

ダンナも私も同じ気持ちだった。

「そりゃあ、お母さんは行ってもらいたいよ。でも行くのはお母さんじゃない、あんたやん。自分が行きたい方に行けばいいよ」


「大学には行きたいけど・・・地元の中学に転学します」

その時の事を思い出すと今でも涙が出る。
この言葉で私は涙が止まらなくなった。でも先生方には言わないといけない。

「今までありがとうございました。こんな結果になってしまいましたが、この学校に入学したのは決して間違いではないと思っています。色々とご心配をおかけして申し訳有りませんでした」

もう私もボロボロに泣いていた。何の涙かと聞かれたら・・・よくわからない複雑な涙だった。
ダンナも何か言ってたけど覚えていない(苦笑)。
やっぱり先生方へのお礼だったと思う。

転学すると決まればもう話はそっちに向かって行った。
担任の先生が

「転学すること、クラスの皆にはどう話そうか?先生が後から皆に話そうか?」

適当な理由をつけて話そうかと言う先生に対して娘は

「それは学校に行って、ちゃんと皆に話したい。クラスの子たちが自分のせいじゃないかと思わないようにちゃんと話したい」

内心、私は嬉しかった。ちゃんとけじめをつけようとする娘が誇らしくも思えた。
それはダンナも同じだった。

「娘の意向を汲んでもらえますか?ちゃんと挨拶して別れさせたいと思います」

先生方は快く受け入れてくださった。

帰りの車の中は明るかった。
ダンナも前向きで明るく接してくれたのは助かった。
ダンナはいいとこ取りでしんどい役回りは私。父親と母親の役が反対だったけど、ちゃんと自分の役割を果たしてくれていたのは有り難かった。

家に一旦帰ってからダンナは明るく

「今からファミレス行こうや!」

そう言って3人でファミレスに行き、久しぶりに晴れやかに楽しいひとときを過ごした。

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【子育て】ダンナの心無い一言
【子育て】実家へ・・・
【子育て】恩師の元へ・・・
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【子育て】完全に不登校に
のつづき

担任の先生からの電話は、とても心苦しそうな言いにくそうな感じだった。
それまで長期戦でがんばりましょうと言ってくださっていた先生。娘のことも親である私のことも励ましてくださっていた。
それが・・・。

「とても言いにくいのですが、学校の方針でちゃんと登校するか、それとも転学するか1週間考えて決めてください。」

学校の方針。あぁ、あの校長先生の意向だろうなと感じた。
思い出したけれど、1度目の喫煙が発覚した時、ダンナに「カミナリ親父になってください」と言った時、こうも言われていた。

「往々にしてお寺のお嬢さんは我がままに育ちがちです」

と。
これにダンナは後で結構憤慨していた。お寺とか、そんなのは関係ないと。そして決して甘やかして育てたつもりはないと。
正直、校長先生の話はあまり響かなかった。それはやっぱり校長という立場からの物言いだと感じたからだと思う。

担任の先生は何も悪くない。とうとうハッキリさせる時が来たのだと思った。
そして先生は話し合いの日を指定してきた。

1週間後の話し合いまで、登校するのか、それとも転学するのか・・・。
ダンナと夜遅くまで話し合い、娘にどう伝えるか色々考えた。
結局小細工なしでそのままストレートに伝えることになったのだけど。


登校か、転学か。話し合いの日までに決めることになったと伝えた時の娘の顔が思い出せない。
思い出せないが、私やダンナにどうしたらいいか頻繁に聞いてきたのを覚えている。

「お母さんは私が地元中学に行くと言ったらどうする?」
「今の学校に行った方がいいと思う?」

娘が迷うには理由があった。系列の大学に行きたいという希望があったからだ。

「A大学に行くならこのまま高校にも上がった方がいいよね。入りやすいよね」

私の答えは何を聞かれても

「どっちでもいいよ。自分が今行きたい方でしょ?大学のことは後からのことでしょ?」

とにかく自分で決めて欲しかった。
でも、登校するのか、転学するのかハッキリした答えを聞かぬまま、その日を迎えてしまった。

娘とダンナと3人で放課後の学校へ向かった。

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