若かった時の話その4
※思い出して綴っているので、時系列ではありません。
1年のうち、義母の誕生日と母の日は苦痛以外の何ものでもなかった。
里帰りのお土産や私ら家族で行った旅行のお土産もそうだった。
義母は自分が気に入らないプレゼントやお土産だと、平気で突っ返してきた。
しかも食卓にポンと投げて
「これ、要らんから。返す!」
悩みに悩んだプレゼントやお土産をぞんざいに扱い、突っ返される気持ち、普通の人ならわかるよね?
そのくせ年1回必ず同じ場所に行く旅行で買ってくるお土産は自分が突っ返してきたTシャツばっかり!ダンナの分と併せると20枚以上。ダンナは義母のTシャツはほぼほぼ着ないので袋から出してないTシャツもいっぱい。
それを去年まとめて実家に送った。
そしてプレゼント。一度はイビザの革の財布をもったいぶってくれたけど、ハッキリ言って色は地味だし、私は自分の好みの財布を使っていたからものすごく迷惑だった。でも本人は
「いい色でしょう?今年は奮発したのよぉ〜。本当は私が欲しかったんだからぁ」
だったら返すから自分で使えばいいと心の中で思いながら受け取った。正直あまり嬉しそうにもできなかった。全然嬉しくもなかったし。
義母はデパートで服や装飾品を買うのが好きで、庶民出身の私には考えられないくらい、毎月服やバッグなどを買っていた。
そんなに寺ってもうかるの?そう思うくらい(でも私はぜいたくできるほどのお金はもらったことがない)。
今思うと、義母はデパートで散財することで店員からぺこぺこされるのが気持ちよかったのだと思う。一緒に行きつけのデパートに行くと、当時入っていたティファニーの店員が「あ、◎×さま、いつもありがとうございます」と言われて得意気になっていたし。
それで私の服も、私の好みなどお構いなしにたびたび買ってきた。
「これ、あんたに買ってきてあげたから。良いでしょう?似合うと思って。安くないのよ。爺さん(実際には義父の名前)にもお礼言ってね」
え?欲しいとも言ってない服を勝手に買ってきて義父にお礼を強要されるって何?しかも義父の部屋に行き、お礼を言っても、義父は『なんのこっちゃ』みたいな態度。これ、毎回だった。
バカみたいに同じようなカシミアのセーターを間を開けて何枚も買ってきた事もあった。全く好みでもないセーター。
見た目はいいが、着たらチクチクして死にそうになるセーターの時もあった。1回着ただけでタンスの肥し。
それだけでなく、義母のお下がりも押し付けられた。若かった私は断る事もできず、仕方なくもらい、仕方なく1度着たがダンナに
「お母ちゃんのお下がりなんか着んな!」
「この服良い服なのよ。あんたが要らなかったらあげる人は他にもいるから」
と言うので、
「じゃあ、要りません」
と言うと、
「なんで?」
と明らかに不快な言い方をされ、結局もらう羽目に。その服も一度も着た事はない。
服を買ってくれるならお金が欲しかったし、まだまだ着られる服をたびたびくれるぐらいならもっとその服を着たらいい。ぜいたくでしかないと思った。
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